突然の海外出張や海外赴任辞令をもらったのは嬉しいけど、自分の英語力に自信が持てなくて焦っていませんか?
そして『海外に行けば英語は自然とできるようになるだろう』と思って安心していませんか?
少なくとも海外赴任前の私はそう思っていました。
しかし、海外に赴任して数ヶ月が経っても、相手の言うことをなかなか聞き取れない。
さらに自分の思っていることを口に出せない、決まった言い回ししか使えないという状況が続き、とても悩みました。
数ヶ月経ってようやく仕事で海外に行ったとしても、自発的に英語の勉強時間を確保しなければ英語力は向上していかないなと気づいたのです。とても遅い気づきですが(笑)
私はとあるメーカーに勤務する機械系のエンジニアで、海外赴任前のTOEICスコアは750点でした。
海外赴任をするには、圧倒的に物足りない英語力ですよね。
2020年7月頃に内示をもらって翌年1月からアメリカに赴任したものの、もちろん英語力には全く自信をもてませんでした。
それでもアメリカに赴任して1年が経ち、TOEICスコアは900点over、スピーキングテストのVersantでも海外赴任可能レベルのボーダーである47点を無事に超えることができました。
この1年間を振り返ってみると『もっと早くからやっておくべきだったな』という英語学習方法や『これはやらなくてよかったかもしれない』と思うことがあります。
海外赴任に際して新しく買った英語の参考書は10冊以上。半分は無駄だったなとも感じています。
ネットに溢れているあらゆる情報に触れた結果、いろんなことに手を出してしまったことも。
そんな後悔はたくさんあるものの、自分なりに模索をして英語学習を続けてきました。
- 突然の海外赴任(海外出張)が決まって焦っている人(昔の自分のような人)
- 将来的には海外赴任をしたいけど、どんな勉強をしておけばいいか知りたい人
本記事では、上記の方々に向けて、私の実体験から海外赴任者向けの英語学習についてお伝えしていきます。
目次
最も重要な事実をお伝えすると、これから海外赴任をするならまずはリスニング力を鍛えるべきです。
相手の言っていることがわかれば、スピーキング力不足で即座に返答できなかったとしても、後からメールや電話でフォローできますが、相手の言うことを聞き取れていなければそれも不可能だからです。
私はコミュニケーションのベースが間違いなくリスニング力にあると、赴任して数ヶ月でやっと気づきました。
海外赴任前はなかなか英語を学習する時間がないと思うので、リスニングに注力して勉強することを念頭においてください。
さて、リスニング力が大事であることを念頭に置いてもらい、私がアメリカで仕事をするうえで必要な最低限の英語力を位につけるために『やって良かった』と感じている5つの学習法を紹介していきますね。
- オンライン英会話で英語学習を習慣化。英語を話すことに少しでも慣れておく。
- ネイティブキャンプのカランメソッドを3ヵ月間だけ集中して受ける
- 英語のテスト(TOEIC・Versant)を受験し続ける
- Distinctionでインプットした表現を日常生活で使ってみる
- YouTubeやNetflixで仕事外でも英語に触れる時間を増やす
オンライン英会話に慣れたら、カランメソッドを集中して受けるのが最も効果が高かったです。
上記に挙げた5つのことは、実はすべて日本にいながらにして取り組むことができるので、海外赴任前から実践することをおすすめしたいです。
1つずつ解説していきます。
誰もがおすすめしているオンライン英会話ですが、やはり受けておいた方がいいでしょう。
海外赴任前に英語を話すことに少しでも慣れておくことができるからです。
最初は30分のレッスンを受けるのも恥ずかしくて、億劫な気持ちになることが多いと思います。
正直なところ、数回受けただけでは英語ができるようになっている気がしないのも事実。
しかし、英語学習はマラソンのようなものなので、5分でもいいので毎日コツコツ続けることがとても重要です。
『オンライン英会話が重要なのはわかったけど、どのオンライン英会話がいいの?』と疑問を持ちますよね。
正直なところ、ご自身が合うと感じるオンライン英会話であればどこでも良いと思います。
私の場合、振り返ってみれば有名どころのオンライン英会話を中心に5つも利用してきました。
- ネイティブキャンプ(累計365回以上。1年以上受講継続中!)
- Cambly(キャンブリー(週1×1年継続中)
- レアジョブ(海外赴任前約4か月・約100回受講)
- Bizmates(1ヶ月、日本人による英語学習コーチングも受講)
- DMM英会話(無料体験のみで終了)
あえて1つ選ぶなら、ネイティブキャンプをおすすめしたいですね。
ネイティブキャンプは24時間いつでも予約なしで受けられる点が最大のメリットだと思っていたのですが、様々な国籍の講師がいることで発音やアクセントに多様性があることも非常に良いなと感じました。
理由は、アメリカで実際に仕事をしていても、様々なナショナリティの方に囲まれているからです。実際に聞く英語の発音も決してネイティブばかりではないんですよね。
そしてなにより、カランメソッドを受けられるのも強くおすすめしたい理由の1つです。
ネイティブキャンプをはじめ他のオンライン英会話の特徴や感想は、改めて記事にして紹介します。
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私がネイティブキャンプをおすすめする理由は、カランメソッドを受けられるからです。
カランメソッドを受講したおかげで、スピーキング力が伸びただけでなく、TOEIC対策をほとんどせずにTOEICのリスニングで満点を取ることができました。
私は海外赴任をしてから受けたのですが、もう少し早く受けておけばよかったと後悔しています。
時間がある方は赴任前に開始しておくと赴任後にスタートダッシュができると思います。
ダラダラと受けても意味がないので、3ヵ月だけ1日1レッスン以上集中して受けてみるのが良いでしょう。
カランメソッドって何?という方はこちらの記事をどうぞ。
【実体験まとめ】ネイティブキャンプのカランメソッドってなに?1年で200回以上受講した英語中級者が徹底解説!せっかく英語を勉強するなら、何かしら指標を持ったほうが学習のモチベーションを保てます。
私のおすすめは、TOEIC L&RとVersantを受け続けることです。
海外赴任中はただでさえ仕事で忙しいとは思うので、最低でも赴任前後に1度ずつは受けておきましょう。
日本の企業ではTOEICのスコアで英語力を評価しているのが現状で、スコアが高いに越したことはありません。
スコアの伸びを実感できれば達成感もありますし、社内でのポジションがよくなったり、転職時にも有利になります。
なので『TOEICのスコアなんて意味ないよ』という外野の声は無視してください。
Versantはまだまだ認知度の低い試験ではありますが、スピーキング力を簡易的に評価することのできる試験です。
受験料は5,500円ですが、スマホ1つでいつでもどこでも受験でき、試験時間もたったの17分というのが最大のメリットです。
Versantの詳細は以下の記事を読んでみてください。
英語ネイティブな国に赴任するなら、単語帳としてDistinctionを購入してみると良いと思います。
単語に関してはDistinctionがあれば他の参考書はいらないかも、といっても過言ではないほどの完成度の高さです。
1冊につき400語と凝縮されたネイティブが良く使う表現を学ぶことができる単語帳なので、覚えた表現をネイティブに使ってみると、『そんな表現よく知ってるね』といわれることがたくさんありました。
日本に住む外国人と話していて、四字熟語や故事成語を使われるようなイメージといえば想像しやすいのではないでしょうか。
あなたの英語力は確実に数段レベルアップするはずです。
英語にどっぷりつかりましょう!ということです。
YouTube・Netlix・TED・Podcastなどなんでもいいので、英語に触れる時間を長くしましょう。
おすすめの英語学習YouTuberは、今度まとめておきますね。
私がやってきた5つの学習法について説明してきましたが、結局は『カランメソッドを3ヵ月集中して受ける』ことがベストだと思います。
カランメソッドの受講には、他のオンライン英会話よりも費用がすこし多くかかってしまいますが、集中して3ヵ月受けることができれば効果を実感できるでしょう。
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